だからいったでしょ? ドイツは強いって。
しかしアルゼンチンがここまでの大差で負けるとは思いませんでしたね。
しかししかし、マラド-ナ監督は最後まで無策でしたね。言い換えればそこまであの選手たちを信じていたのでしょうか? 前後半を通じて、ベンチワークらしきものはほとんど無かったような気がするのですが?
技におぼれたというのでしょうか?
しかしブラジルに勝ったオランダといい、アルゼンチンに勝ったドイツといい、やはり統率と規律、チームとしても戦略、バランス、個の強さ、そしてメンタルな強さなどといったものが、ほんとに揃っていないとベスト4にはいけないんですね。
岡田監督の上げた目標がベスト4。
では我が日本にそういったものがどれほど備わっているのかいないのか、何が足りていて何が足りていないのか。
こうやってベスト4が出揃うと、いかにその目標が高く険しいものかが分かりますね。
でも一方、日本がPKで敗れたパラグアイとスペインの試合を見たら、目がくらむほど遠い道のりとも思えません。
僕ら日本のジャズミュージシャンが、60年代のマイルスバンドを目指すよりも近いかも、ですね。

ということでW杯も後残すところ4試合。さらにさらにしびれる試合を期待したいものです。
そういえば、大注目したオランダvsブラジルやドイツvsアルゼンチンより、あまり期待していなかったウルグアイvsガーナやパラグアイvsスペインの方が、エキサイティングでおもしろい試合だったと思うのは僕だけでしょうか?
たしかに優勝の大本命だった4チームの直接対決の方が、技術的にも上だったかもしれませんが、それとサッカーのおもしろさって違うんですね。
ジャズも、海外の凄い連中の演奏はやっぱり凄いですが、きっと日本人の僕たちには僕たちなりの楽しませ方があるのかなって、こんなところにもヒントとなるようなものを感じたりします。

ということで、あと数日でW杯が終わったら、ここから得た刺激やアイデアを、是非自分の演奏に生かしたいともいます。
さてどんな形でそれが現れるか。
是非ご期待ください。そして是非僕のライブに足を運んでくださいね。
もちろんJリーグにも!

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!