Just Friends ベースラインとアドリブ譜例(タブ譜付き)

DL20021908

Just Friends ベースラインとアドリブ譜例(タブ譜付き)

商品番号:DL20021908
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バージョン 1
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ジャズライフ掲載時の解説
この曲は本当によく演奏される曲です。
タイトルから、結婚式のパーティーなどでは絶対御法度の曲としても、ジャズミュージシャンの仲間内では有名です。そんな有名曲ですから、是非コード進行くらいは暗記しておきたいものですね。
ただこの曲はいろんなキーで演奏されますので、そういった意味では覚えるのはちょっとやっかいかもしれません。

でもジャズではこの曲のように、様々なキーで演奏されることが多い曲がありますから、そういう曲の場合は、例えば「FMaj7」とか「Gm7」というようなコードネームだけで覚えるのではなく、「IMaj7」とか「IIm7」というように、ルートからの度数に置き換え、相対化して覚えるというやり方もいいと思います。

ちなみにこの曲の場合、一般的に売られているようなスタンダード曲集では、キーはG、セッションでよくやる場合はF、渡辺貞夫さんの場合は、なんとDbです。

でもきっとアルトサックスにはそれがちょうどいいキーなのでしょう。もう一点、注意事項があります。僕も初心者の頃よくやった間違いなのですが、この曲のようにトニック以外のコードから始まる曲において、最初のコードを間違ってトニックと思ってしまうことです。

もちろん知っている曲ならそんなこともないでしょうが、はじめてやる曲や余りよく知らない曲の場合、この間違い、結構やってしまいます。

そんなとき、演奏が始まってしばらくの間、全体のサウンドやコードの流れがよく掴めなかったり、またボーカリストのためなどにイントロを出さなければならないような時に、その唄の人もトニックのサウンドをつかめなくて、全く歌い出せないなんてことになってしまいます。

僕も若い頃、そんな失敗で大恥をかいたことがありました。やはり演奏前に、今からやる曲の分析はしっかりとしておかないといけないですね。
前置きが長くなりましたが、では解説に進みます。曲自体は、そんな複雑なコード進行ではないので、手強いというものではないでしょう。

ポイントは3・4小節目のサブドミナントマイナーの部分と、7・8小節目の、転調したところでしょうか。
BbメジャーからBbマイナーに進行したり、Eb7からFへ、またFからAbマイナーへの進行は、ラインもソロも、ちょっとやっかいですね。

ラインの19〜21小節目あたりでは、Eb7の3度のGの音から、Fの5度の音、Cへと進行しています。如何でしょう?
このようなアプローチが自由にできるようになると、ラインのバリエーションが一気に増えます。
ソロでのポイントは、17〜24小節目あたりの、ダブルストップの使用でしょうか。
このように、ベースなどの単音弦楽器で、2つの音を同時に出して和音を作る奏法をダブルストップと言います。この場合、アコースティック・ベースでやるには、ちょっと音域が弾くかと思いますが、エレベでは問題ないと思います。
このようなアプローチも、ソロにバリエーションをつける有効な手段だと思います。いろんなダブルストップを研究してみてください。

参考音源
Oscar Peterson Meets RoyHargrove And RalphMoore/OscarPeterson
さすがペデルセン、圧倒的なテクニックですね。この演奏のキーはBbですが、僕がこの推薦CDを探すために聞いた、別の演奏者による3つのテイクは、それぞれF、G、Abとすべて違っていました。しかし本当にいろんなキーで演奏されているんですね、この曲。

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