納浩一直伝! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室

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納浩一直伝! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室

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好評をいただいている僕の理論書「ジャズスタンダード・セオリー」、
誰でも知っているジャズスタンダード曲を使って理論を勉強しようというものなんですが、
その理論書を元に、それに沿って、昨年の6月から10回に渡って、理論講座を開きました。

そしてこの度、そのときの講座の内容を本にまとめて出版することとなりました。
題して「納浩一直伝 ! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室」です。

一般の理論書とは違って講義形式のものを文章に起こしたものなので、基本はお話の形式となっていますから、いわゆる理論書よりずっとわかりやすく、かつ読みやすくなっています。

その内容は、以下の通りです:
第1回目 
メジャーダイアトニックの音階、そこにできるコードと、そのコードに対するスケールや機能について。
楽器を手にすればまず最初に絶対取り組むのがCメジャースケール、いわゆるドレミファソラシド、ピアノでいうところの白鍵です。
第1回目はそのCメジャースケールを使って、ダイアトニックに関して考察したいと思います。

第2回
ドミナントモーションとツーファイブについて。
ジャズを演奏する上で、このドミナントをどう処理するか、すなわちドミナントをどう解釈し、そこでどのようなフレーズを弾くかで、そのプレーヤーのジャズ度が分かります。そんな大事なドミナントについて考察したいと思います。

第3回
マイナーメジャーダイアトニックの音階、そこにできるコードと、そのコードに対するスケールや機能について。
マイナーダイアトニックには、ナチュラルマイナー(自然短音階)、ハーモニックマイナー(和声的短音階)、メロディックマイナー(旋律的短音階)の3種類があって、それぞれにコードやスケール、機能が変わってきます。
それらを考察したいと思います。

第4回
ノンダイアトニックコードについて。
スタンダード曲には、ここまで3回の講義で学んだ、ダイアトニックコード以外に、様々なノン・ダイナトニックコードが現れます。
例えば、セカンダリー・ドミナントやそれに伴うリレイティブ?m7、あるいはディミニッシュコードがそれにあたります。
それらを考察したいと思います。

第5回 
ブルーノートについて。そしてブルースについて。
ジャズの演奏において最も重要なものの一つにブルース・フィーリングがあります。そのためには、いかにブルーノートを使いこなせるかが一つのポイント。
そしてジャズでは定番の、12小節からできているブルースという曲をどう上手く演奏できるかというもの、ジャズをやる上では実に重要です。
この回は「Blues」というワードにフォーカスして講義をしたいと思います。

第6回
リズムとグルーブについて
ジャズに限らず、ロックやポップス、ファンクやソウル、またサンバやボサノヴァ、サルサなどのラテンミュージックを演奏するにあたって、リズムとグルーブの考察は避けて通れないトピックです。
そんなことで、この回は徹底的にそんな点を考察したいと思います。

第7回
ソロにおける様々は方法論
ジャズの理論を勉強するその目的とは、やはり上手くソロが取れるようになるということかと思います。
ということで、ソロを上手く取る上での様々な方法論を考察したいと思います。モチーフデベロップメント、ガイドライン、リハモナイゼーションなどがそれに当たります。

第8回
モード曲の考察
モード曲は、これまでに考察してきた、いわゆるダイアトニックスケールで構成されている曲とは違うアプローチが必要です。
この回は、実際の演奏を中心に、モード曲の攻略を行いたいと思います。

第9回
分数コードの考察
コンテンポラリーな曲には多くの分数コードが出てきます。
コードの転回形の場合もありますが、いわゆるアッパーストラクチャーからなる分数コードの場合もあります。
ということで、そのアッパーストラクチャーの考察と、その対応策を考察痛いと思います。

第10回
かなりハードルの高い難曲を何曲か取り上げて、その理論的な分析や攻略法を考察したいと思います。

実際の講座では、各項目ごとにスタンダード曲を取り上げ、それを詳しく解説した上で、最後にセッションをしながら講義の内容を確認するというようなものでした。

しかも第10回には、なんとピアニストの青柳誠さんをゲストに迎えて講座に参加していただきました。そこでは青柳さんのアドリブの方法論、アウトフレーズのアプローチ法などもお話ししていただいています。

その講座の部分を、その時の譜面を付けて本にしたものですが、第5回で深く取り上げた「ブルース」や、第6回での「リズムとグルーブ」のお話のように、理論書ではほとんど触れられないようなことも、より実際のセッションで楽しめるような、あるいは必要となるような内容に踏み込んで解説していますので、そういう意味ではより実践的な理論書といえますし、
あるいはまた、実際のジャズの演奏の指南書といっても良いかもしれません。
もちろん対象は、全ての楽器となっています。

理論はもとより、どうしたらジャズの演奏がうまくなるのか、またセッションでより納得した演奏が出来るのかというようなことで壁にぶつかっている人には、きっと何かの参考になる内容かと思います。
是非読んでみてください!

by 納浩一