COLUMN ベースという楽器からみたジャズの歴史「サヴェイ・オブ・ジャズ ベース編」はじまります。 【オンラインサロン連載記事】 ベースという楽器からみたジャズの歴史「サヴェイ・オブ・ジャズ ベース編」はじまります。 お知らせしていた記事、ベースという楽器からみたジャズの歴史「サヴェイ・オブ・ジャズ ベース編」が出来ました。 こちらの方もサロンにあげていますので、ご興味のある方は是非サロンにご参加ください。 ■サロン... 2019年4月27日
COLUMN 納浩一が影響を受けたアルバムの数々 コーナー始まります! サロンの新しいコーナー、「僕が影響を受けたアルバムの数々」を、サロンにアップしました。 ここではその原稿の一部と、紹介するアルバムの写真だけにとどめさせてもらいます。 サロンでは、その作品からどんな影響を受けたか、とか、参加ベーシストへの熱い想い、そしてそのアルバムにまつわる豆知識などを書かせてもらっています。 もしご... 2019年4月26日
BLOG pickup 納浩一オンラインサロン開講します! 納浩一です! もうすぐ60歳を迎えるにあたり、45年のベース歴、そして30数年のプロ生活から得た、ベースに関する、あるいはジャズに関するさまざまな経験や知識を、より多くの方と共有したいという想いから、オンラインサロンを開講することにしました。 僕個人のFacebookではそういった内容に関して、そこまで踏み込んだコメン... 2019年3月25日
BLOG 【コラム】「リズムとグルーブ」の違い この世にはいわゆる「似て非なるもの」というのがたくさんあると思います。 例えばトンビとタカとか、あるいは冷やし中華と冷麺とか? ということで今回の投稿は、そんな似て非なるものを2つくらい、どこがどう違うのか、僕なりの意見に書いてみたいと思います。 それは「恋と愛」、そして「リズムとグルーブ」です。 皆さん、それぞれの意... 2019年2月22日
BLOG コントラバスのアジャスターについて 24歳で留学のため大阪からボストンに移住し、その後28歳で帰国してすぐ関東に来てから、はや31年目になりました。 いま使っているコントラバスはバークリー時代の86年に買ったものなので、33年目になります。 アメリカから持って帰って来た直後、ちょうど梅雨の時期に帰ってきたこともあってか、ボディのサイドのニカワが剥がれて隙... 2019年2月18日
COLUMN 【コラム】グルーブするって、一体どういうことなんでしょう? 「グルーブするって、一体どういうことなんでしょう?」 自分自身でも、未だに暗中模索。 もちろんレッスンなんかでも、 本当に多くの方からそういった質問を受けます。 でも、お金を取ってレッスンしている以上、 「そんなの、自分で見つけろ!」 なんていう無責任な答えはNGかと思います。 (そんな先生がいたら、「お金返してくださ... 2018年10月29日
COLUMN 【コラム】「なんかドラマーと合わないんです!」ドラマーとベーシストの相性〜ゲーリー・バートンの自伝から〜 以前紹介した、ゲーリー・バートンの自伝に面白い逸話が載っていました。 曰く、1971年のカーネギーホールでのコンサートのフィナーレでの、オールスタージャムセッションにて。 ドラムスがアート・ブレーキー、ベースはチャールズ・ミンガス、ピアノにジョン・ルイスという夢のようなリズム隊だったそうです。 で、何をやるかという選曲... 2018年9月25日
COLUMN 【コラム】ポール・スタンレー「音楽の道に進むなら…」について ポール・スタンレーは『Indiepower TV』のインタビューでこう話した。「走る前に歩くことを学べってことだよ。エレクトリック・ギターの前にアコースティック・ギターを手にしろ。より難しいし、より狭量だ。それは、エレクトリック・ギターをプレイするのに、よりいい基盤となる」「音楽業界やそれに関連する世界に入りたいのであ... 2018年9月11日
COLUMN pickup 【コラム】今一番ベーシストに伝えたいこと「持久力と丁寧さ」 bass-tv.netのコラムより転載 音楽のルーツについて どちらかというと、僕は世間一般的にはジャズベーシストという範疇に入れられていると思うのですが、僕自身は、ジャズももちろん好きですが、元々は14歳でビートルズから始まり、そこからディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、フリー、バッド・カンパニーなどといういわ... 2018年7月4日
BLOG この先、老後を考えると... 僕の家は中央道の上野原というインターから車で5分くらいの所にあります。 山を切り崩して作られた、いわゆる開発団地です。 個数は100戸ほど、住人は400人ほどでしょうか? 周りはもう山ばかり。 今の新緑の季節には最高です! 僕の家は、その団地の東の端っこにあり、しかも前は公園で、さらにその先はもう山。 何とそこにしょっ... 2013年5月15日
BLOG 何故女性のリズム隊は少ないの? ずっと感じる素朴は疑問。なぜジャズミュージシャンに女性は少ないのでしょう?特にリズム隊。いや、ピアニストに優れた人が多くいることはわかっています。なのにベーシストやドラマー、ギタリストで活躍している人は、少なくともこの日本のジャズシーンではほとんどいないような気がします。これってなぜ?僕は山野ビッグバンドコンテストの審... 2013年5月12日
BLOG あるミュージシャンの死に思う 死とは突然やってくるものです。そしてこの歳になると、周りでも知った人が逝ってしまうことが、ぽつぽつと多くなってきてきました。 でもまだ50歳そこそこだったり、場合によっては40歳代。 あまりに若いですよね。ほんと、悲しくなってくるし、悔しかったりもします。 そんなことがある中で、ツイッターでもちょっとつぶやきましたが、... 2013年3月5日
BLOG 客席ガラガラのライブに思う 友人のサックス奏者、三木俊雄さんがツイッターで、こんなブログを紹介していました。 「客席ガラガラの演奏会に思うこと http://nailsweet.jugem.jp/?eid=945」 そうなんですか、クラシックもそうなんですね? ではジャズの場合、どうなんでしょう? 都内にある、基本的には海外アーティスト出演が中... 2013年1月30日
COLUMN pickup 【コラム】ジャズスタンダード・バイブル好評についての自己分析、そしてそこから見える、ミュージシャンの道へのヒント 大変好評を頂いているジャズスタンダード・バイブルの続編、「バイブル2」がいよいよ今月25日に出ます。 まだ予約の段階なのに、アマゾンの「ジャズ等音楽スコアなどの部門」のランキングで、前作を押さえて1位になっている日もあるようです。 有難い限りです。本当にありがとうございます。 皆さんの期待が大きいことをひしひしと感じる... 2013年1月16日
BLOG 年始に思うこと 新年、明けましておめでとうございます。 今年もなにとぞよろしくお願いします。 さてまずは昨年の総括から。 昨年は本当に忙しかった。 それもそのはず、ふと自分の手帳を見てみると、5月のゴールデンウィークあたりから年末まで、休みらしい休みがほとんどなかったことに愕然としました。 やはりその最大の原因は、バイブルの編集かと思... 2013年1月2日
BLOG ミュージシャンの臭いって? なんと、4ヶ月ぶりのブログ更新。ほんま、すんません。 さて今回の話題は「ミュージシャンの臭い」についてです。 先日、友人のジャズミュージシャンと休憩時間に喋っている時に出た話題ですが、「最近の若いミュージシャンは本当に技術がある。でも臭いがないよね!」 僕も本当に同意したのですが、さてでは僕にどんな臭いがあるのか? お... 2012年12月24日
BLOG ジャズミュージシャンがジャズを諦めない時 佐久間正英さんの「音楽家が音楽を諦める時」というブログ、僕もリツイートさせてもらいましたが、かなり話題になっているようですね。 僕自身、職業音楽家を取り巻く状況に関して同じようなことを感じていたので、自分のブログでも似たようなことを書いてきました。 僕的に言わせてもらえば「勇気ある撤退」ということかと思います。 でもそ... 2012年6月26日
BLOG あるメールへの返信 僕はステージのMCなどで、良く自虐的なことを言ってウケを狙います。 関西人特有の笑いの取り方なんじゃないかなって気もします。 夫婦漫才が、その離婚をネタにするような、ですね。 そんなこともあってか、「納浩一はいつもステージでネガティブな発言をする」と思われているようです。「ジャズじゃ食えない」的な発言。 そしてツイッタ... 2012年6月7日
BLOG ジャズの未来 前回は「ジャズの魅力」に関して書いてみました。 今回は「ジャズの未来」についてちょっと書いてみたいと思います。 巷では僕のブログを読んだりライブ中でのMCを聞いて、「納浩一はジャズの未来に関して悲観的な発言しかしない!」というように捉えられているようです。 でもそれは違います。ぼくは「職業ミュージシャンとしては、ジャズ... 2012年5月21日
BLOG 職業ミュージシャンになること 職業ミュージシャンになること、そしてそれを続けることはここ数年、本当に厳しくなっています。 ぼく自身は、子供も大きくなり、なんだかんだのローンもめどが立ったので、あとはのんびり余生を過ごせるだけの活動が出来れば良いところまで来ましたが、若い人は、特にジャズを志すような人は本当に大変だと思います。 どう考えたって、ジャズ... 2012年5月12日
BLOG 僕も君たちも覚悟を決めよう! 「覚悟を決める」という前回のブログ、数人の方から「気に入ったよ!」という言葉を頂きました。口先男にならないよう、本気で取り組んでいきたいと思います。 この1月くらいになると、大学でのレッスンは、卒業を控える4年生を中心として、もっぱら人生相談の様相を呈してきます。 そりゃそうですよね。入学のときは「俺は音楽で食ってやる... 2012年1月15日
BLOG 震災一ヶ月目で思うこと。 Twitter、始めました。始めてみたら、結構つぶやいていたりして。 ブログは、僕はかなり真剣に書くほうなんで、なかなか更新できません。 それからいうと、twitterの140字っていう制限はいいですね。本当にいいたいことを、端的にポッと喋らなければならないので、逆に、いいたいことが集約される気もします。 ということで... 2011年4月11日
BLOG ジャズの灯を消さないために... 新年早々のブログに多くのコメント、ありがとうございます。やはりこの日本のジャズの状況に危惧の念を抱いているかたが多いのですね。なかには、「オーディエンスの感性の質を上げるのも音楽家の重要な責務だ」という意見もありました。その通りだと思います。質の高い音楽をしっかり発信していくことは、音楽家としてとても大事な事だと思いま... 2011年1月16日
BLOG pickup ジャズはやっぱ、絶滅危惧種? 10月31日付けの朝日新聞夕刊に、ピアニスト兼作・編曲家である、前田憲男さんの記事が載っていました。その中でこんな事をおっしゃっています。多分昭和30年ちょっとの頃のお話しだと思うのですが、「大卒初任給が1万円台だった時代、僕らミュージシャンは4万円くらい稼いでいた」そうです。 いま、大卒初任給は多分20万円くらいでし... 2009年11月1日