望海風斗さんのビルボードツアー、橫浜の部が終了しました。次は来週末、大阪ビルボードでの二日間の公演となります。

望海風斗さんのビルボードツアー、橫浜の部が終了しました。次は来週末、大阪ビルボードでの二日間の公演となります。
大変失礼ながら、今回共演させていただくまで、望海さんのことはほとんど知りませんでした。ただ、僕の周りのミュージシャンで、彼女との共演経験のある人からは、「彼女の歌唱力はちょっと抜きん出ている。ほんと、素晴らしいですよ!」と聞かされていたので、大変楽しみにしていました。

そして実際に一緒にやってみて、その評判通りの歌唱力と説得力を肌で感じ、まさに納得、そして圧倒的でした。
元はといえば、宝塚出身とのこと。歌のみならず、リハやバックステージでの立ち居振る舞いから、果てはサポートミュージシャンやスタッフに対するアティテュードまで、そういったことをしっかり身につけてこられたのだろうということが想像できます。

そして何よりも、やはりステージのセンターに立った時、その艶やかな姿に一段とオーラが輝き、「ああ、華があるというのはこういうことか…」と、これまた納得。
しかし世の中はなんとも不公平で、こうやって同じステージに立っても、影と光がはっきりするんだなということを、改めて感じました。
それは、僕が今までもう何百回もステージ上で、そんなセンターに立つ人を見ながら感じてきたことではありますが。

でも、こんなステージも、いや、この世の中そのものが、そういった光と影がないと成り立たないのも事実。全てが明るい光源だけでは、明るすぎてしんどいし、夜も眠れないですからね。
ま、それはさておき、こうやって明るく輝く光を浴びながらベースを弾ける、そしてステージに立てるというのも、ベーシスト冥利に尽きます。
そんな光と影を見に、大阪ビルボードまでお越しくださいと言いたいところですが、なんと発売当日に全て完売だそうで、残席はないとのとこ。

そういえば昨日の横浜のビルボードも、300席程の客席がすべて埋まっていたのは当たり前ですが、その95%が女性でした。
昨今、客席に多くの女性を見ることが本当に少なくなってきている自分の普段の状況とはあまりに違う雰囲気にも、ちょっと戸惑いを感じました。

いや、何から何まで、同じ音楽なのにこんなにも住む世界が違うのかと、改めて発見したことも新鮮。
とにかく刺激的な横浜ビルボードでの望海風斗さんの公演でした。

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!