耳コピに関しての質問ですが、曲の「コード」をとるためのコツがあったら教えて欲しいです!
スタンダード系の曲であればベースラインやメロディー、理論的なつながりで分かることが多いんですが、チックコリアやジャコなどの曲になるとそれだけだとなかなかコード(及びスケール)が採れず、困ってます。
「進行が難しい曲はピアノの人に任せる」ってのが楽なんでしょうが、ピアノの人に対するコンプレックスをなくしたいのもあり、質問してみました。
と、ひき方を変えるようなことはありますか?
耳コピ、かぁ。しかもチック・コリアなどの、コンテンポラリーな曲のコードですか!?
それは僕にも本当に大変な作業です。もう根気よく、難度も難度も聞き返すしかないのでしょうね。

そのときの順序はこうです:

とにかくまずルート音をとる。当然それはベーシストが担当している場合が多いでしょうから、これはまだ楽ですね。
後は根気ですが、とにかくまずそのコードがメジャーコードかマイナーコードか、はたまたドミナント7thコードか、といった、そのコードの基本的な部分をとる。
その次に、
メジャーなら、メジャー7th系かシンプルなトライアード系か
マイナーなら、普通のマイナーかb5系か
ドミナント7thなら、b9th系かナチュラル9th系か
を判断します。

それは、コードの響きからでもいいでしょうし、その瞬間のメロデイラインやソロのフレーズを参考にします。
理論をしっかり知っていれば、その理論から、そのコードの前後の流れから、1、2に関する、そのコードの種類を推察することもできますよね。
如何でしょうか?

でもとにかく根気がいります。ピアニストとて、楽勝って感じでコピーは、できていないと思うのですが?
でもそれはとってもいい耳のトレーニングになりますので、あきらめずに、是非どんどんコードの耳コピに挑戦してみてくださいね。

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!