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みなさん、W杯、終わってしまいましたね。
まさかイタリアが優勝とは、全く想像もできませんでした。でもあの堅固な守備力なら、それもありか、と思ってしまいます。
今回は本当に守備が如何に大事かと言うことを、我が代表の戦いも含めて、痛感してしまいました。

さて3大会連続参加を果たすことのできた今回のW杯、その参加の模様は、Photo Corner にでていますので見てください。
見ることのできた試合は日本 vs ブラジル戦だけでしたが、まさかその試合が中田の引退試合になるとは!

きっと日本サッカー界において、「中田の引退試合」は後生まで語り続かれる試合になるんでしょうね、長嶋の引退試合のように。
しかもあの試合後の涙とパフォーマンス。サッカーファンには忘れられない光景になるでしょう。
そんな現場に居合わせることができて、本当に良かったです。
彼の、試合中の、強豪ブラジル相手の、必死の孤軍奮闘ぶり、それは本当に何かを訴えかけているようでした。
もちろん試合後の、センターサークルで倒れ込んだ中田の行動に至っては、「俺は、俺たちはこんなパフォーマンスで良かったのか?」と問いかけているようで、本当に熱いものを感じました。
「きっとこのあと、日本サッカーに大問題定義をするんだろうな、この男は。」、そんなことを感じさせた行動でした。
そのときはそれがまさか、あの激闘が「この試合でサッカー人生が終わる」という理由から来ていたとは思いもよりませんでしたが。
そしてなぜ僕が、その場に居合わせて本当に良かったと思ったかという理由は、僕自身が彼の行動から想像したそういったことが、僕自身の音楽、そして日本の音楽事情やジャズシーンにそのまま反映されるような気がしたからです。
どうすれば僕自身、世界に通用するようなプレイができるのか、日々演奏している内容が、レベルが、果たしてどれほど高いのか低いのか、この日本の音楽、特にジャズシーンでの演奏内容が、世界にどれほど通用するのかしないのか、そんなことを、中田から問われているような気がしたからです。
ああ、まだまだ甘いなぁ、日本のシーンの中にいて、ぬるま湯に浸かっているのかなぁ、世界のトップとの差って、追いつくどころか、拡がっているのかな、そんなことを、会場からドルトムントの駅への道すがら、考えていました。

実は、ドイツは、飛行機も宿を取りにくいと言うことだったので、ずっとパリにいました。
ブラジル戦の2日後、パリの郊外の植物園で、なんとタイミング良く、小さなジャズ・フェスをやっていました。
しかも出演バンドは、2つあって、共にベーシストがリーダーのピアノトリオ。
ひとつは地元パリのトリオ、もう一つは、あのアビシャイ・コーエンのトリオだったのです。
2つとも、本当にすばらしい内容で、曲も個々のミュージシャンのテクニックもトリオのコンビネーションもすばらしいものがありました。
ブラジル戦で痛感した世界との差を、またいやという程思い知らされることとなってしまったのです。
「ああ、これが世界のレベルか。もっともっとがんばらねば!」本当にいい刺激をもらったW杯観戦旅行でした。

ということで、暗いトーンのW杯観戦記になってしまいましたが、そうでもないですよ。本当に楽しかったです。やっぱお祭り。しかも相手がブラジルですからね。
ドルトムントの街も駅前も、試合後はもうサンバのリズムで一杯。
朝までバーで飲んでいたのですが、その横の席のブラジル人の一団は、朝の4時頃に、ジョビンのヒットメドレーを演奏してくれました。もちろんリクエストしたわけではありません。彼らはそれまでにももう何十曲も演奏を続けていたわけですから。
でも、これがブラジルなんだ、あのサッカーや音楽や踊りを生み出したんだ、と、またしても痛感しました。
本当にサッカーも音楽も愛してやまない人たちなんですよね。
この土壌の差が、そのまま、サッカーや音楽のトップ・レベルの選手・ミュージシャンの差になっているんでしょうね。
僕ももっともっと音楽を、そしてサッカーを愛そう、そんな気にさせてくれたW杯でした。

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納浩一 CODA コーダ

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