
好評をいただいている僕の著書、黒本こと「ジャズ・スタンダードバイブル」シリーズに、新たな1冊が加わることなりました。
題して、「Jazz Standard Bible / Public Domain Selection」です。
そのタイトルにある「パブリックドメイン」という文字通り、数あるスタンダードの中でも、使用に際しての著作権が切れているので、その譜面を使うにあたって使用料が発生しないという曲ばかりを集めたものです。
すでに発売しているバイブルシリーズ「1、2」に収録されている多くのパブリックドメイン曲をピックアップするだけでなく、まだ掲載されていないパブリックドメイン曲、また一度掲載されたものの、様々な理由で使用が不可になってしまった曲の中で、現在ではパブリックドメイン扱いになって掲載が可能になったというような曲を集めました。
その数38曲あまりで、全収録113曲の4割ほどが初掲載曲です。
その一部を紹介すると
East Of The Sun
I’ll See you In My Dreams
It’s A Sin To Tell A Lie
JIitterbug Waltz
Lonnies Lament
Love Is Many Splendored Things
My Blue Heaven
Scarborough Fair
The Water Is Wide
といった名曲の数々です。
またこの本の付録CDには、僕とピアニストの青柳誠さんとのデュオの音源が付いているのですが、これが、1時間強にも及ぶ実際のアルバムといっての良いほどの内容で、いままでのバイブルシリーズに付いていた、いわゆる練習用の「デモ演奏」といったレベルではなく、がちのセッションとなっています。
そちらの方の収録曲は、
1)All The Things You Are
2)Cool Struttin’
3)Giant Steps
4)Impressions
5)Just Friends
6)Mack The Knife
7)Softly, As In A Morning Sunrise
8)There Is No Greater Love
デュオのアルバムとして出しても良いようなバリューですので、この付録CDのためにこの本を買っていただくというのも、例えば青柳誠ファンの方などにとっては十分価値ありというような作品レベルです。
発売は年明け早々の2026年1月20日、価格も3080円と、他のシリーズよりお安くなっています。
これまでのバイブルシリーズ同様、新しい1冊も是非よろしくお願いします!
Amazon https://amzn.to/4qxM3Jx















