
多くの方から誕生日祝いのメッセージをいただいています。個々に返信するのは流石に大変なのでご容赦ください。
本日無事に65歳を迎え、65歳から年金受給者になることを決めました。
この歳になって思うことなんですが、確かに日本人の平均寿命は伸びていますが、一方で歳を取っても健康でいられるという、いわゆる平均健康寿命は72歳とのこと。ということは、ぼくが健康で頑張れるのは、平均値から推測すればあともう7年ほどということです。
その意味では残された、そして健康でしっかり何かをできる時間は本当に限られているとも言えます。
それでいうと、あのスティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行なった有名なスピーチで次のように語りました。曰く:
自分がもうすぐ死ぬという事実を常に意識することは、人生の重大な選択をするうえで、これまで経験したどんなことよりも大きな助けとなっています。
なぜなら、ほぼすべてのこと、つまり、周りからの期待やプライド、恥や失敗への恐れなどは、死を前にすると消え去ってしまい、本当に重要なものだけが残るからです。
自分の死を常に意識することは、自分には何か失うものがあるという思い込みを避けるための、私が知る最善の方法です。
ジョブズほどの覚悟は出来ていませんが、父も兄も30才代でその人生を終えたという経験から、若い頃からそれとなく、与えられた時間には限りがあるということを常に意識してきました。
幸い65歳を、しかも健康で迎えられることができましたが、今一度、そんなこんなをしっかり肝に銘じて、大事に生きようと思います。
そしてこの中心には音楽があるという幸運を噛み締めたいと思います。
そんな想いを、皆さんからいただいたメッセージのお礼とさせてください。
そして今後とも応援、よろしくお願いします。
そうそう、写真は年金の受給申請書です。
払ったら分、取り戻せるまで、頑張ります!















