多くの方から誕生日祝いのメッセージを頂きました。あらためてお礼を言わせて頂きます。
本当にありがとうございました。ことしで49歳となり、いよいよ40代最後の一年、50歳にリーチがかかりました。
自分が50歳になるなんて、未だによく実感がわきません。
そんなことをいいながら、やがて60歳になるんでしょうね。う~ん、やっぱよくわからん。
僕のイメージでは、50歳なんてもっとおっさんなんですが。まあ、おっさんと思っていないのは自分だけで、
まわりから見ればじゅうぶんおっさんなんでしょうか? 
でもその人の実年齢って、生まれてから何年経ったかとは関係ないですよね? 見た目とか気持ちの持ちようとか、前向きであるかどうかという意識によって、全然変わりますよね。まあ、とにかくいつまでも若い気持ちでいたいですし、そのためにも健康は大事だと思います。
幸い、渡辺貞夫さんとか森山良子さんという、本当にお手本になるような若々しい先輩を目の当たりにしてきたので、どうすればいいか、いつもどんな気分でいればいいのかはよく分かっています。あんな年の重ね方をしたいものですね。

さて徐々に秋も深まってきました。我が家の庭にある桜の木も、すっかり丸裸になってしましました。「枯葉よ~~」って唄いたくなるような、そんな季節ですね。
今年の秋は、なんか凄くライブが多いような気がします。昨年、一昨年あたりはかなり都内でのライブが減ってきていて、ちょっと寂しい気がしていたのですが、どういう訳かこの夏以降は、凄く増えてきているような気がします。
ここ数年間、貞夫さんや良子さんのコンサートが中心で、ライブが減っていたので、単にそれ以前の状況に戻ったと言うふうにもいえるのですが。

ただコンサートが減ってライブが増えると、やはり体力はきつく、収入は減るということになるんですよね。貞夫さんや良子さんのコンサートの場合、移動はすべて飛行機かグリーン車、楽器はすべてトランポの方が運んでくれて、会場に行けば既にセッティングされています。これは本当に楽ですよね。
それに引き替え、ライブの場合は、家で楽器を積み込んでライブハウスまで運転していき、駐禁に気をつけながら楽器を降ろして、まずは駐車場の確保。続いて楽器をセッティングしてリハーサル。あっという間に本番で、たっぷり3時間弱演奏してから、楽器を片付け、休むことなく駐車場に車を取りに行き、楽器を積み込んで、さて家へ。僕の家は都内から60キロ以上ありますから、順調にいって1時間。夜の道路工事なんかに巻き込まれたら、2時間コースです。家に着いたら夜中の1時過ぎなんて事もたまにあります。
こんな大変な思いをして、もらえるギャラはコンサートの4~6分の一くらい。チャージバックのお店なら、10分の一を下回るなんてこともしょっちゅうあります。
いや~、ライブって本当に大変なんですよ。20や30歳代の頃ならいいですが、住宅ローンや家賃を抱えて、しかも大学や高校に通う子どもなんかが居た日には、これは全く成立しません。
ジャズが絶滅危惧種だというのは、まずこのジャズミュージシャンの生活という側面からの思いです。
ジャズを聴く側からの問題点というのは、またいつか、触れたいと思います。

しかししかし、ライブをやっていないと、あらゆる意味でのジャズ的な感性が鈍りますので、やはりライブは絶対に続けていないといけません。このバランスが難しいんですよね。
今はライブが多いので、やはり感覚が研ぎ澄まされてきていて、まわりで起こるハプニングへの反応力や、あるいは音楽をよりおもしろいものにしようというような想像力もどんどん沸いてきています。そのかわり懐がちょっと寒きなってきているんですね。いやはや、音楽を、特にジャズを続けていくというのはほんとうに難しいものです。

ということで長々書きましたが、結論から言えば、楽しく生きてるって事でしょうか。50歳を迎え、路頭に迷うこともなく何とかやっていけているということに、本当に感謝している毎日です。しかもこんな不況な時代に、ですものね。
これというのも、僕を応援してくれている多くのファンの方や、がんばってライブハウスの経営を続けてくれているオーナーの皆さん、あるいは各地でいろんなイベントを企画したりしてくれている音楽関係者の方々のおかげだと思います。みなさん、本当にありがとうございます。
これからもなんとか、この状況をちょっとでも良くすべく、みんなで力を合わせてがんばっていきましょう! 継続こそ力です!

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