
我がヒーロー、アンソニー・ジャクソンが亡くなったそうです。
享年73歳ということなので、まだまだ現役で弾き続けていて欲しかったです。
アンソニー・ジャクソンは、僕が大学生の頃、プロを目指して頑張っていた時に何度もその演奏を聴きに行きました。
日野皓正さん、トム・スコットらのライブのサポートでの演奏などですが、その中でもとくに印象に残っているのが、大阪バナナホールでの、スティーブ・カーン率いるEye Witnessでのライブ。
彼らの演奏の凄さは言うまでのなきのですが、その入りの悪さに愕然としたのです。
するとファーストセット終了後、そこにいる観客に対して、セット終了後の場内アナウンスで「セカンドセットも席に余裕がありますので、ご希望の方はこのまま残られても結構です」と!
こりゃ、ラッキーということで、僕はアンソニー・ジャクソンの目の前の席で、5メートルほどの距離で彼の演奏を目の当たりにしました。
もちろんその時のドラマーはスティーブ・ジョーダン!
もうたまらない瞬間でした。
そんなこともあり、その後も僕はアンソニーから本当に多大な影響を受けました。
本当に、本当に残念です。
合掌。