たまたまFBのニュースフィードを見ていたら、笠置シズ子さんの「東京ブギウギ」の映像に出くわしました。
昔から、笠置シズ子さん、そして(イコールと言っていいのか)服部良一さんの音楽は好きでした。
創世記の日本のジャズ、ひいては当時のアメリカンポップスの息吹を感じさせてくれる歌とサウンド。ほんとに斬新です。

で、ひとつ思ったのが、日本ジャズの創世記のこの歴史が、今の時代に全く受け継がれていないんじゃないでしょうか、この日本では?
アメリカでは、例えばアフリカン・アメリカンの人達は、間違いなくジャズは自分たちの音楽であり、それを創ってきた先人達にちゃんと敬意を持ち、ジャズをやるやらないにかかわらず、きっとよく聞き、そしてそれをしっかりと体の中に入れているような気がします。

ドイツやオーストリアの人達にとっての、モーツァルトやバッハ、ベートーベンも然り。
そういえばバークリーの生徒時代、ウィーンで、ジャズフェス出演のため一ヶ月くらいそこに滞在した時に、宿泊させてくれたお宅の部屋飲みでは、必ずクラシックがかかっていました。
彼らには、バッハやモーツァルトやベートーベンは懐メロで有り、「俺たちの音楽」なんですよね。

さて、翻って、僕たち日本人にとって、俺たちの音楽って何なんでしょう?
僕にとってはやっぱりビートルズであり、パープルであり、ツッペリンです。
でも、じゃあそれがルーツかっていわれると、そうじゃないんだよなぁ。
で、やっぱり70年代の歌謡曲を聴くと、「ああ、俺はこれを聴いて育ったんだ」と思うわけです。
キャンディーズやピンク・レディ、ピンカラ兄弟や由紀さおり等々。
しかも60年生まれの私は、親が聞いていた美空ひばりや江利チエミ、そしてその素の笠置シズ子も、どこかしら耳に残っているわけです。

で、僕が言いたいのは、こういった、日本のジャズを創ってきた人達の歩みが、伝承されていないのは、実はとっても悲しいことではないのかな、って事です。
今の若いジャズミュージシャンに、笠置シズ子はもちろん、服部良一、美空ひばりや江利チエミは、おそらく伝承されていないような気がします。これって、悲しいと思うんです。
アメリカの人達は、ジャズを文化論として、ちゃんと学問にまでしているし、その上で、アメリカのジャズが成り立っているわけですからね。
日本のジャズも そんなところからもちゃんと取り組まないと、ガラパゴスになっちゃんじゃないでしょうか?

皆さん、一度、黒澤明監督の映画を見てください。
終戦直後の昭和20年代、街にはパンパンとヒロポンが蔓延していました。
でも、よれよれの主人公が訪れる、ビッグバンドが演奏するキャバレーでは、立錐の余地がないほどの若者が、ビッグバンドのサウンドに合わせて踊っています。
その数、千人ほど!
この日本でも、ジャズって本当に人気があったんですよね。そしてポップスだったんです。
そんな時代を作った人達や、その時のサウンドを、「なんか、だっさ~い」とか「かっこわる~い」と切り捨てず、創世記の活力を感じ、そこからもう一度、今に通じるヒントを得るのも悪くないんじゃないかな、そんなことを、笠置シズ子さんの映像を見ながら思いました。

支離滅裂な内容ですが、気にせず読んでください。
確かに酔っ払っています!
でも、気楽にブログを書こうを思った第一弾です。
こんな感じで、徒然なるまま、責任感も感じずに(校正もあまりせず!)ブログをアップしていこうと思います。
気楽に、軽い気持ちで読んでくださいね、よろしくお願いします。

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45年のベース歴、30数年のプロ活動
日々国内外、第一線で活動中のベーシスト納浩一によるオンラインサロン

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