震災からまもなく1ヶ月、結局なにも出来ないままの自分がいます。
1ヶ月が経っても、行方不明の方々の実数さえ明らかに出来ないでいるこの状況、これはもう、ぼくの想像力を遥かに超える事態です。

何度も、「ボランティアに行くべきでは?」と自分に問いかけましたが、時間もその手段もその経験も持ち合わせていない僕がいっても、迷惑になるだけですよね。
そんなことで、「それは、今自分がやるべき事ではない」と、自制しています。
きっとそんな自問自答を繰り返している日本人(いや日本人だけではないと思います)が、本当に大勢いることも、容易に推測できます。
きっといつの日か、何か出来ることがあるでしょうし、また、現場に行かなくても出来ることも多くあるのだと思います。
そんなことの一つ一つに、徐々に徐々に、取り組んでいきたいと思います。

今巷では、どこまで自粛するべきなのか、何が被災地のためになるのか、といった議論が多く交わされているようですね。
とくに、我々が属するエンターテインメントの世界では、ぶっちゃけた話、自分の収入と直結する問題でもあり、その意味では生活もかかっているわけで、実に難しい問題です。
今自分いる場所から、車で、平時で数時間も走ったところに、食事も寝るところもまともにできない人たちが数万人、ぎりぎりの生活をしているという状況で、なにがジャズだ、なにがライブだといわれると、返す言葉もありません。
でも、だったら、スマトラ沖も四川も、アフガンもイラクもあったわけですよね?
車で数時間か、飛行機で数時間かの距離の差こそあれ、そこで苦しみもがく人達の地獄はおなじであったはずです。
ただ、より身近なところで起こったので、日本人の想像力の届く範囲内に入ったということなのでしょう。

いずれにしても、僕の今の結論としては、僕は僕の生活をまず、しっかり進めていく、それしかないんだと思います。
そのなかで、ほんのちょっとでも余裕があれば、その力と意識を被災地に向ける。
そういうことしか出来ないのではないかと思います。
そしてそういうことの、多くの人のそういう微力の積み重ねが、大きな力になるんだと思います。
そしてそして、僕の出来ることは音楽しかないということをしかと心得、そして音楽が持つ力を信じて、自分の出来る範囲の中で出来ることをし、意識だけはいつも被災地に向けるという事しかないんだとおもいます。

もう既にご存じかと思いますが、僕の大好きなミュージシャンである、イヴァン・リンスが、こんな素敵な応援メッセージを日本人の送ってくれています。
Youtubeのアドレスを載せておきますので、是非チェックしてみてくださいね。
http://www.youtube.com/watch?v=rnTSEZsQZCM&feature=youtube_gdata_player

音楽ってやっぱり素晴らしいですね!
そしてこの曲って、本当に素晴らしい!
日本、頑張れ! 東北、頑張れ! そして、イラクもアフガンも、四川も、リビアもハイチも、苦しんでいる人には、みんなみんな頑張って欲しいと思います!
さらには自分も含め、ミュージシャン、いまこそしっかりやろう!

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