納浩一が影響を受けたアルバムの数々 Vol.3

僕が影響を受けた作品シリーズ、第三回目です。今回も3枚のアルバムを紹介させて頂きます。

今回は3枚ともラテン系のアルバムを取り上げてみました。

このサロンでもつい先日、
「ビバップの練習はたくさんしていて、そのラインやソロを良く研究しているが、その知識も、ひとたびボサノバになるとどうもうまくはまらない。」

といった投稿を頂きました。

このように、ジャズを演奏されているベーシストで、4ビート系のジャズはなんとかなっても、それがラテン系となるとどうもうまくいかないという悩みをかかえていらっしゃる方も多いように思います。

レッスンでも、
「ボサノバやサンバのノリが上手く出せない。メンバーから、なにか違うといわれる。」とか、
「突然、ラテンでお願いします、と指示されてとても困った。」

あるいは
「サルサでやってみよう、なんいわれても、どんなベースパターンを弾いて良いのか…」
といったことで壁に当たって悩んでいる生徒さんを多く見てきました。

一言でラテンといっても、それってラテン系の言葉を喋る国の音楽全部を指します。
そう、スペイン語に始まり、ポルトガル語、イタリア語、フランス語等々ですが、ま、とはいえ、僕たちが現場で直面するのは、さすがにカンツォーネやタンゴ、シャンソンといった音楽のことではないですよね。

ジャズベーシストの基本として要求される知識としては、まずはサンバとボサノバ、そして「Night In Tunisia」の最初に出てくるような、アフリカンなラテングルーブであったり、「St.Thomas」のようなカリプソですよね。
そしてそれがもう少し深くなると、サルサやボレロ、チャチャチャ、パルチードアウトあたりでしょうか?

この辺りで、「なんじゃ、そりゃ?」な方は、ちょっと頑張って、ラテン音楽を聴き込むといいかもしれませんね。
でもこういった音楽のノリやグルーブ感、リズムの特徴、そしてそれらをうまく演奏するコツといったものを言葉で説明しようとしても、基本的には不可能です。
そう、そんなことを何万語の言葉で語るよりも、聴くのが一番。まさに「百聞は一見にしかず」です! あれ、なんかちゃうなぁ?

ま、とにかくそういった、様々なラテン音楽を聴いてみるのが一番です。
もちろん、そういった音楽に長けた人といっしょに演奏する方が、もっと効果がありますが。

かく言う僕も、最初はそういったリズムの名前を聞いただけでも、全くの「?」でした。
ということで、そんな僕が、「これかぁ!これがラテンか!」と、凄く影響を受けた音源を紹介します。皆さんにとっても、なにか参考になると思いますので、是非聴いてみてください。

〔アルバムに関するコメントはサロン限定公開です。)

ラテン系音楽編
Orquesta Del Sol  Harajuku-Live (Bass:Takahashi Getao)

Michel Camilo Big Band / Caribe (Bass :Anthony Jackson)

Toots Thielemans / The Brasil Project (Bass : Marc Johnson,Brian Bromberg,Jamil Joanes,Nico Assumpcao)

〜本編はオンラインサロンに公開しています。〜

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CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!