日本ジャズミュージシャン列伝 第一回・日野元彦

四方山話、今回は題して「日本ジャズミュージシャン列伝 第一回・日野元彦」です。

サロンでの新しいコーナー、「ベーシスト列伝」を先週立ち上げ、第1回のベーシストとしてポール・チェンバースを取り上げました。
そちらの記事を読んでいただいた方も多くいらっしゃるかと思います。
本当は、「日本ジャズミュージシャン列伝」として新コーナーを立ち上げようかとも思ったのですが、実際考えたら、コーナーを維持できるほど多くのミュージシャンを、そこまで深く知っていないというように感じてしまいました。
ということで、四方山話の中の、プチコーナ扱いにしたいと思います。
もちろん、触れるミュージシャンの数が増えてきた暁には、別コーナーとしてまとめることもあろうかと思います。

とにかくこのお話の趣旨は「僕が様々な影響を受けた日本人ジャズミュージシャンを、僕のお気に入りのアルバム(参加していればそのアルバム)をご紹介しつつ、僕がどんな影響を受けたのかといったようなことや、その方の人となりを書いていきたい」といったようなものです。
その中には、もうこの世を去られたミュージシャンもいますが、もちろんまだご存命で、しかも現役バリバリで活躍されている方もいらっしゃるかと思います。
そんな様々のミュージシャンを取り上げ、僕がこれまでに30年近く生きてきた日本のジャズシーンを、僕の視点から書き残してしておこうと思う次第です。
ということで、このプチコーナーも楽しみにしていてください。
(全文はサロンにて公開しています)

さてその日本人ジャズミュージシャン列伝、第1回目に取り上げるのは、ドラマーの日野元彦さんです。
生年月日:1946年1月2日
死没:1999年5月13日
出身地:東京都

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最後に、音楽において大事なことは、あるいはジャズにおいて大事なことは、第一にはテンポキープではなく、ストーリーであるということ、そんなことをトコさんのプレイから学びました。
もちろん、いま僕はテンポキープも大事にしていますが、二者択一というのではなく、そのどちらもがとても大事だということを意識しています。
言い換えれば、ストーリーのない、あるいは展開の無い音楽では、たとえテンポが正確にキープされているも、人は感動しないということかと思います。

そしてどんなときも、どんな音楽でも、全身全霊を込めて演奏するということも、トコさんから学ばせていただきました。
今も忘れないのは、トコさんのお葬式の時の寝顔です。
そのお顔は今でも思い出せます。
というもの、毎日のように演奏することを生業にしているものですから、時には、「なんかやる気が出ないなぁ…」なんて日もあります。
でもそんなときに、トコさんの寝顔を思い出して、「納! そんな気持ちで音楽しちゃだめだよ!」っていう、トコさんのあの甲高い声、そしてお葬式の時に見た最後のあのお顔を思い出すようにしています。
演奏出来る喜び、音楽に携われる喜びを、トコさんの分までしっかり感じて生きていかないとと、強く感じるようにしています。
トコさん、本当にありがとうございました!

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!