納浩一オンラインサロン

ジャズ入門講座(ソロ編)の第3回です。
(譜例はサロンにて公開しています)

第3回目のポイントはなにかというと、「ジャズはやっぱりビバップ!」という切り口です。
前2回の講座のアイデアは、要約すれば、こうなります。
「基本的には、なるべく少ない音数で、しかもシンプルなフレーズのアイデアで、できる限り効果的なソロを取る」
しかもそれらのアイデアは、事前に仕込まれたものではなく、その瞬間に即興で浮かんだアイデアを素に、ソロを発展させていくというものでした。
しかし、これは一朝一夕で出来るようになるものではありません。
ガイドラインをうまく作っていくことも、モチーフを見つけ出すことも、またそれらを素にフレーズを発展させていくことも、「ああ、そうか! じゃあやってみよう!」と思ったからといって、次の日からうまくソロに反映させられるというようなものではありません。
ただ、こういうアイデアをうまくコントロールできるようになれば、即興でのソロは、本当に自由自在になるはずです。

とはいえ、ジャズのセッションは、ひょっとしたら今日もあるかもしれません。その時に、「あと一ヶ月待ってください。次回までに研究してきますから。」といって、ソロが自分に回らないようにお願いするわけにはいきませんし、またそんなこと、悔しいですよね!
ということで、今回は、ある程度事前に仕込んでおいたフレーズを、目の前にあるコード進行に当てはめるといったソロのアイデアです。
ある意味、対処療法的な即興演奏の方法と言っても良いかもしれません。

皆さんきっと、いわゆるビバップ・フレ-ズといえば、やはりまずはツーファイブ・フレーズというものを思い浮かべますよね?
実際レッスンの時などにも、「納さんもやっぱりツーファイブ・フレーズは沢山練習されたんですか?」という質問を、よく生徒さんから受けます。

でも僕の答えは「いいえ」です。

もともと、ロックやソウル、ファンクという音楽から入ったことも有り、ビバップという音楽にあまり興味がなかったということもあるでしょう。
またバークリーに行って、前2回の講座で触れたようなソロのアイデアを知り、ツーファイブを練習しなくても、そこそこソロが取れるような技術を身につけたから、ということもありました。

しかし、はやりジャコ・パストリアスやマーカス・ミラー、またポール・チェンバースやジョージ・ムラーツを研究すると、ツーファイブ、というよりビバップ的なコンセプトをしっかり勉強しておかないと、彼らのようなジャズらしいソロのサウンドを得ることが出来ないということに、だんだん気づきました。
それに気づいてからは、僕も遅まきながら、ビバップを勉強しました。

ただそれは、いわゆる、様々なツーファイブ・フレーズを、さらには様々なキーで練習するというような類の勉強ではありませんでした。
それよりも重要と感じたのは、ドミナント7thを中心として、多くのコードで、どれほどうまく、オルタードテンションを使うことが出来るかということでした。
そのことを踏まえて、色々なフレーズを考察してみると、こういったビバップ・フレーズは、その形さえ覚えておけば、あとはそれがあてはまる状況ならとりあえずはめ込められるようになります。

ですので、こういったフレーズをとりあえず覚えておけば、それをうまくちりばめて、ビバップライクなサウンドを得ることが出来ます。
「ツーファイブ・フレーズをたくさん勉強しよう!」というようなアプローチをよく目にする所以かと思います。
ということで、皆さんも、是非色々なドミナントスケールのフレーズを研究して、ストックしておくのも良いかもしれませんね。

ではまた次回、お楽しみに。

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45年のベース歴、30数年のプロ活動
日々国内外、第一線で活動中のベーシスト納浩一によるオンラインサロン

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