こんな曲をコピーしました!」のコーナーの第4弾は、ジョージ・ムラーツです。
前3回はジャコ・パストリアスでしたので、もちろんエレクトリック・ベースでの演奏ですから、今回はこのコーナー初めての、アコースティック・ベースでの演奏となります。
とりあげた曲は、スタンダード中のスタンダード、チャーリー・パーカーの「Confirmation」、収録アルバムは、ピアニストのトミーフラナガンのリーダーアルバム「Eclypso」です。
音源はYouTubeにもありますので、そちらを参考にして頂ければと思います。

(コピー譜はサロンにて公開しています)

このアルバム、そしてこのソロは、僕にとって運命的なものです。
「納がオサムを語る」のコーナーでも少しお話しさせて頂きましたが、アコースティック・ベースを始めた当初は、なかなかジャズのおもしろさが分からず、レイ・ブラウンやポール・チェンバースを聞いても、「ジャズでのアコースティック・ベースってなんだか音のはっきりしない、輪郭の見えない、エッジのない音だな」という印象しか持てず、なかなか好きになれませんでした。
まあ、それまで聞いていたのがマーカス・ミラーやジャコといった、エレクトリック・ベース、しかも、超前面に出てくるような人達ばかりでしたから、オーソドックスなジャズを聴くと、そのサウンドにどうもピンと来ないというのも、仕方ないですよね。
そんな、まだまだジャズの深さが分かっていなかった僕の頭をぶん殴ってくれたのが、このジョージ・ムラーツ、そしてこの「Confirmation」のソロでした。
これを聞いた瞬間、「おお、これだ! これが、俺が出したいサウンド、俺が弾きたいソロ、俺が目指すアコーステック・ベース!」と来たわけです。
もうその日から、すっかりムラーツにはまった私は、とにかく彼の参加するいろんなアルバムを聴いて、これはというソロは何曲もコピーしました。
もちろん、この「Confirmation」をコピーし、何度も練習しました。
が、未だに弾けません。もちろん、音源に合わせて、なら弾けますが、実際の演奏の時に、このクオリティは、到底無理です。
まあ、ジャコの「Donna Lee」と一緒ですね。
こんなに素敵なフレーズを、しかもこんなに流暢には弾けない!
そしてその代わりに、「ならば即興で、自分なりのアプローチをしてみよう!」とトライしても、やはりこんな素敵なフレーズは浮かんできません。
やはりこの人達は天才ですね。
ま、そんなことで、このソロを、譜面と共に研究してみてください。
とにかく美味しいフレーズ、そして美味しいフレーズがてんこ盛りです!
彼のこの曲での、コードに対するアプローチは、随所に使えるはずですよ。

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