「ズバリ直撃! あなたにとってベーシストに最も求めるものは?」Vol.1 エリック・ミヤシロさん

納浩一のFBサロン、新コーナー「ズバリ直撃! あなたにとってベーシストに最も求めるものは?」の記念すべき第一回目のゲストは、お知らせしていたとおり、世界を駆け巡るトランペッター、エリック・ミヤシロさんです。

エリック・ミヤシロ オフィシャルサイト
http://www.ericmiyashiro.com/

そしてズバリ、エリックがベーシストに最も求めることとは、
「管楽器を含めた、アンサンブル全体のハーモニーを、その倍音まで聞き取ることの出来る感性を持つこと」だそうです。
いや、それをインタビューで聞いた僕本人がビックリ!
だって長く一緒に、東京ブルーノートジャズオーケストラをやらせてもらっている私ですが、そのベーシスト本人がそんなこと、これっぽっちも意識してやってませんでしたから。
ただ、アコースティック・ベースを弾く時はもちろんですが、エレクトリック・ベースを弾くときでも、またビッグバンドのみならず、小編成のコンボでも、そう、たとえデュオであっても、正確な音程と言うことを徹底的に意識していますし、またアンサンブルのハーモニーの中において、自分のベースとそれ以外の楽器のハモり具合というのは、必ずと言っていいほど、とても気にしています。
エリックもインタビューの中で、「いやいや、納さんは無意識のうちにちゃんとやってますよ。」と言ってくれました。

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納(以下O):エリックと僕はよく一緒にビッグバンドをやっているじゃないですか。
そこでお伺いしたいのでが、ビッグバンドにおける理想のベースということに対してのお考えを持っていると思うのですが、ズバリ、ベースに対して何を求めますか? 大事な事はなんですか?
エリック(以下E):ビッグバンドに限らずに、僕が一番考えているのが、音楽における一番下っていうか、倍音の基礎となるのがやはりベースなので、音程が凄くいい人とやると、やはり凄くやりやすいですね。
O:ということは、コントバラスだとピッチだけれども、エレクトリック・ベースなら音色とか、立ち上がりがしっかり聞こえるということですよね?
E:でもほら、エレクトリックでも、なんかうわずったところで弾く人ってよくいるじゃないですか。
O:ほお?
E:なんかいるんですよ。どういう仕組みかは僕も分からないんですけど、メータで合っていても、なんかうわずっているような、そんな感じで、音色とは限らずに、なんか倍音とかの関係かも知れないですね。

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という具合でそんな話に始まり、またそれ以外も、とにかくベーシスト必聴の内容です。

そして実際、僕がそんなことが出来ているかどうかを検証できるライブ映像を見ることが出来るんです!
そう、昨日(4/30)の、International Jazz Dayのイベントの一環として行われた、東京ブルーノートでのそのオールスタービッグバンドの映像が、早くもYouTubeに挙がっています。

ということで、エリックの大変貴重なお話しを読んでみたいという方は是非サロンにご参加ください!

そして、このコーナーの第二弾として、昨日このバンドでご一緒させて頂いた、これまた世界を股に掛けて活躍するトロンボーン奏者、村田陽一さんにインタビューをさせてもらいました。
これまた、たくさんの貴重な話を頂けましたので、このコーナーの第二弾も楽しみにしていてください!

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■サロン参加詳細はこちら
https://osamukoichi.net/salon/
※FBグループへのリクエストのみでは参加になりません。
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CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!