Autumn Leaves by Scott LaFaro ベース譜

DL23062320

Autumn Leaves by Scott LaFaro ベース譜

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サロンの「こんな曲をコピーしました!」の第13回は、スコット・ラファロの「Autumn Leaves」を取り上げます。あわせて、近日中に「ベーシスト列伝」の第8回として、スコット・ラファロを取り上げてアップしますので、そちらの方もお楽しみに。

この「枯葉」の演奏は、ビル・エヴァンスのアルバム「Portrait In Jazz」での演奏です。
このアルバムをお持ちの方も多いかと思いますが、とりあえずYoutubeにもありますので、聴いてみてください。

録音は1959年ということで、ラファロが23歳の時ですね。
彼は大学に入ってからベースを始めたということですから、ベースを始めて5年目くらいでしょうか? なんでたった5年でこうなるんでしょうね?
まあ、その辺りは列伝のほうで、僕なりの答えを書いてみたいと思います。
さてその演奏ですが、エヴァンスは、ベースソロの伴奏というより、ラファロのソロに絡むようなアプローチとなっています。いつもの、エヴァンスのソロにラファロが絡むというのと逆のアプローチですね。

その後、エヴァンスのソロとなり、そこではラファロはシンプルなウォーキングベースラインを弾いています。そちらの方は採譜していませんが、興味がある方や、「枯葉の練習中」というような方は、是非研究してみてください。しっかりとした良いラインを弾いていますし、またドラムスのポール・モチアンともバッチリ合っていて、良いグルーブ感が出ています。
ラファロのソロに関していうと、はっきり言ってほとんどコード進行を追っていないと言えます。
気分としては、Gmの1発に近い考え方で弾いているようですね。

でもエヴァンスが全くコードらしいものを、少なくともベースソロの時には弾いていませんから、逆に二人共が必要以上にコード感を出していない点が、ハーモニー的な強い浮遊感を生んで、それがこの演奏の特徴にもなっているような気がします。
言い換えれば、聴いているリスナーの方が、枯葉のコード進行をしっかり自分の頭の中に鳴らしながら聴いていないと、どこをやっているのか見失ってしまう、そんなことをリスナーに要求しているのではないかとさえ感じてしまいます。
そういった意味では、枯葉のコード進行にしっかり沿ったソロを勉強したいという人にとっては、ちょっと参考にならないソロといえますが、こういったアプローチも有りなんだいうようなお手本にもなるかと思います。
その意味で言うと、ジャズ初心者のベーシストが枯葉のソロを取るときに、「なんだかわからないけどとりあえずGm一発で弾いていればなんとかなるだろう」というような内容のソロをよく見かけます。
アプローチとしてはそれと同じかもしれませんが、ラファロのソロは、リズミックなアイデアやクロマティックノートの使い方、またハンマリングオンやプリングオフなどを使ったフレージングのニュアンス付け等々の様々なアイデアがちりばめられていて、とてもハイクオリティなソロと言えます。似て非なる内容であることは一目瞭然。
そんなわけで、是非そういった点を参考にしてみてください。

コードを多少無視しても、これくらいのレベルでのフレージングで弾けば、成立するという良いお手本ですね。
もちろん、ラファロならきっちりとコードに沿ったソロが弾けることはいうまでもありませんが、この演奏はおそらく、少なくともベースソロの部分では、エヴァンスもラファロも共に、あまりコード進行を意識せずに演奏しようというようなコンセプトを決めていたのではないかと推測できます。
もし皆さんが枯葉を演奏する機会があれば、たとえばピアニストやギタリスト、あるいはフロント楽器の人と申し合わせて、そんなアプローチを取り入れたコーラスを設定するのも面白いかもしれませんね。
世の中は枯葉の季節ももう終わりですが、それに合わせるようにコロナが猛威を振るい始めています。
また自宅にとどまることも多くなるかと思いますが、そんなときに余った時間を是非、このラファロのソロでも研究して、ベースの練習の素材にしてもらえればと思います。
またオモシロコンテンツも随時アップしていきますので、是非お楽しみに!