I Hear A Rhapsody by Marc Jonson ベース譜

DL23062321

I Hear A Rhapsody by Marc Jonson ベース譜

商品番号:DL23062321
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バージョン 1
制作 納浩一オンラインショップ
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「こんな曲をコピーしました」の第12回は、マーク・ジョンソンの演奏による「I Hear A Rhapsody」です。
音源は、今から30年ほど前の1991年に、当時、ジャズライフ誌に連載されていた「月刊スタンダード」というコーナーの特別編として、その連載を執筆していたミュージシャンを中心にして録音されたCDの中に収録されているものです。
当然、もう廃盤でしょうが、なかなか面白い内容となっています。
音源はサロンに公開しています。

参加メンバーは、
P:福田重男
Tp:吉田憲司
Ts:佐藤達哉
Gt:布川俊樹
B:マーク・ジョンソン、石橋敬一、納浩一
Dr:ピーター・アースキン、平山恵勇、小山太郎

1991年ですから、僕自身は31歳ですね。若い!
で、この「I Hear A Rhapsody」の演奏は、布川さん、マーク、ピーターの3人によるギタートリオでの演奏です。

これが本当にかっこいい演奏になっています。
布川さんのギターもご機嫌です。
が、それにも増して、マーク・ジョンソンのソロが素晴らしすぎる!
いや、ソロだけじゃなく、ギターソロの伴奏も、もう何をやってんだかよく判らないんですが、かっこよすぎ。
ある意味、勝手にやっている感じで、ソリストによっては、「そんな伴奏、勘弁してよ!」的なアプローチですが、布川さんのギターにはぴったしかと思います。
その分、アースキンがシンプルにキープしているので、絶妙なバランスとなっているのも、マークとアースキンの長年のコンビネーションに依るところなんでしょう。

この「I Hear A Rhapsody」以外にも、それこそ誰でも知っているようなスタンダード曲のオンパレードですので、是非アルバム全部聞いてもらいたいのですが、先ほども言ったとおり、きっともう簡単には見つからないように思います。
まあ、もし聞きたいという方がいらっしゃったら、少なくと僕は持っていますので、ライブの時などにお声かけください。
採譜した譜面は、有料とさせていただきますが、こちらの方も、実に様々なアイデア満載のソロとなっていますので、是非ご購入いただければと思います。

僕も久しぶりにちゃんと採譜し直して、発見の連続!
「そうか、こんなアプローチ、有りなんだ!」と、もう、うなりまくりました。
まあ、コードとは何ら関係ないことを弾いても、こんな感じで弾けば、全く成立するんですね。
さすが、マーク・ジョンソンです。
目から鱗とはこのことですね。
このソロも、しっかり弾けるように、練習しようと思います。

先日投稿したジャコの「Port Of Entry」と、2曲続けて採譜してわかったことは、やはりこのクラスのベーシストは、基本が完璧だと言うことです。
特にスケールやアルペジオといった、まさに基本の基といった当たりが完璧で、しかもそういったことを見事にフレーズの中に織り込んで、めちゃくちゃかっこいいフレーズに昇華させています。
採譜してみると、「ただのアルペジオやん!」というフレーズが、見事なフレーズとしてそこにある、そしてそれを使うことによって、低い音域から一気に高域に駆け上がったりします。

出来そうで出来ない、そう、基礎の技術が本当にしっかり身についていないと、この二人のようには弾けません。

これは、マーカス・ミラーもジョージ・ムラーツも、みんな出来ています。
やっぱり、音楽もスポーツも、基礎がものを言うんですね。
皆さんも是非、基礎トレをしっかりやってくださいね!