今日は本当にいい天気。僕は今日、一日オフですので、これから、僕の周辺でも大好評の、マイケル・ジャクソンの「This Is It」を見に行こうと思います。
彼の死後、僕も(というか、うちの家族達)もご多分の漏れず、あらためてマイケルの音楽やダンスを、CDを買ったりYou Tubeでチェックしたりして、再認識しています。いや~、本当に凄い人だったんですね。まあ、もちろん皆さんの中でも、同じように再確認している人も多いでしょうから、あらためて詳しくは書きませんが、ベーシストという立場からひとつだけ、再発見したことを書いておきます。
「Off The Wall」とか「Thriller」といった、超超大ヒットしたアルバムに関して、ベースはほとんどルイス・ジョンソンが弾いていたのだということを発見したんです。皆さんルイス・ジョンソンって覚えていますか? あの一世を風靡した、スラップの名手です。兄弟バンド、ブラザーズ・ジョンソンというバンドもありましたし(しかし兄貴のギターはいまいちでしたね!)、クインシー・ジョーンズの武道館ライブでも、弾いていましたね。僕も浪人の時にブラザーズ・ジョンソンを、大阪のサンケイホールに見に行って、彼のベースを聞いて、というよりスラップの時のあまりに派手な右手の動きを見て、ぶったまげた記憶があります。
ところがその直後、マーカス・ミラーという、スラップを、ルイスのような打楽器的だけではなく、さらに音楽的にメロディアスに使いこなす天才が現れて、いつの間にかルイスの存在は全く聞こえてこなくなりました。そうして十年ほどの歳月が経ったときに、「おい、ルイス・ジョンソンって、今何にしてるか知ってる? 大阪でやってるらしいで!」という噂を聞きました。ちらっと見た写真では、昔の面影はなく、山のようの太ってしまったようでしたが、その後また音沙汰は聞こえてきません。まだ大阪にいるんでしょうか?
いずれにしても、マイケル・ジャクソンの、あのころのほとんどの大ヒット曲でベースを弾いているんですから、またこのマイケル・ブームで、演奏印税がどっと入ってくるんじゃないでしょうか? そうだとしたら、うらやましいなぁ。

ということで今日の本題。今日、ネットのニュースを見ていたら、こんな記事を発見しました。
「ファンキー末吉がJASRACに激怒!」
ファンキーさんとは、最近彼のはじめた「XYZ→A」という八王子のお店に出演させて頂いていることもあり、最近またよくお会いしているだけに、彼の名前をネットで発見して、思わず速攻でその記事の所をクリックしてしまいました。読んでみれば、なんとそのお店に関しての話題。その記事では、なんでもファンキーさんのブログで、彼がJASRACに激怒しているというようなことが書いてあるので、早速そのまま彼のブログに飛んで、内容をチェック。
詳しくは彼のブログを読んで頂ければよく分かると思いますので、是非一度チェックしてみてください。
僕の周辺でもJASRACの怪しさは良く話題になっていましたが、それはあくまで著作権を彼らに預けて管理してもらい、そして彼らが徴収したその著作権使用料を再分配してもらうという立場からの視点のものがほとんどでした。
しかし今回のファンキーさんの立場は、彼らに使用料を徴収されるというもの。その視点から見ても、彼らのやっていることは本当にいい加減で曖昧で、しかもその内容は全くの黒塗り。いや~、あらためて驚きました。しかも著作権に関するこういった業務を取り扱っている団体がこれしかないというもの本当に問題ですよね。
なんでも、この使用料を、突然何年にもさかのぼって徴収されるという事態になって、結局廃業を決めたジャズ喫茶もあるというようなことも聞きます。
僕自身は、作曲というようなことでの著作権収入はほとんどないので、こういった問題には結構無頓着でした。ただポップスでのスタジオの仕事もあるので、そういった楽曲の演奏における二次使用料というかたちで、毎年決まった時期に結構な額の振り込みがあったりするので、「おお、これはラッキー!」的な考えしか持っていませんでした。
でもこうやって、ライブハウスなどでの自分の演奏活動そのものに、使用料という形で関係してきて、しかもそれがお店にとって結構な負担になっていたりする。しかも、そのお金の徴収され方そのものが大いに曖昧で、しかもどこにどのように分配されているかも全く不透明。これはちょっと真剣に考えねばならない問題だということを、あらためて考えさせられました。「ラッキー!」なんて、ただ喜んでいられる問題じゃなかったんですね!

こんど、ファンキーさんのお店にいったときに、このあたりの事情を詳しく聞いてこようと思います。
皆さんも、このあたりのこと、何か情報や知識をお持ちでしたら、是非教えてください。
そして、音楽ファンとして、決して人ごとではなく、ミュージシャンにとってもリスナーにとっても、またライブハウスでのプレーヤーにとしても、またそれを聴きにいくライブファンという立場からしても、これはけっしてほっておけない問題だという意識を共有するべきだと思いますが、如何でしょうか?

ところでルイスの演奏印税、やっぱり気になるなぁ。きっと権利にうるさいアメリカはではこのあたり、きっちりしているんでしょうね。「物まねやり放題、権利に無頓着な中国」なんて笑ってるけど、僕らだって本当にどこまでしっかり考えているのかって、あらためて考えさせられますね。

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45年のベース歴、30数年のプロ活動
日々国内外、第一線で活動中のベーシスト納浩一によるオンラインサロン

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