
ジャズライフに掲載していた「スタンダード・ベース講座〜ジャムセッションへの道〜」
のベースラインとアドリブ譜面をこの度、オフィシャルサイトでもダウンロードできるようにしました。
これはサロンメンバーの方以外でもダウンロードできますので、ジャズベース初心者の方から新たな技量を身に着けたい方など、もしよければダウンロードしてみてください。
なおキャンペーン価格として300円(税込)になっております。
コンテンツ
伴奏付き音源はこちら
ジャズライフ掲載時の解説
ジャズのセッションで、ブルースを除けば、この曲ほど定番の曲もないと思います。
もちろんこの講座でも、始まってすぐの頃に取り上げました。
今回は先月号でもお伝えした通り、この講座の対象を中~上級者向けにしたことを受け、新たに取り上げることとなりました。
アコベで演奏するにはかなりハードルが高いかと思いますが、頑張って挑戦してみてください。
今回は、17~24小節にあたる、いわゆるさびの部分では、テーマもラインもソロも、ペダルポイントのアイデアを用いて作っています。
ペダルポイントとは、ある声部(ベースに限りませんが)が、コードの進行とは関係なく、ひとつの音にとどまることを言います。
とはいえ、ジャズなどでは、ベースパートでよく使われるアイデアです。
こうすることによって、ハーモニー的な変化をサウンドに与えることが出来ますし、同じ音にとどまることによって、ウォーキングベースラインの時とは違い、リズミックな変化を加えることも出来ます。こういったアイデアも是非、自分のベースパートに取り入れてみてください。
ラインでのポイントも、まず第一にはやはり17~24小節目のペダルポイントでしょう。
それ以外では、1~16小節目ですが、ここでは小節の最初の音に、ライン作りの定石である「ルート音を弾く」ということを、ほとんどしないようにしてみました。特に3・4小節目では、よりモーダルなとらえ方でのアプローチと言っても良いかもしれません。
ではソロについて。
前半ではメロディアスなものではなく、よりリズミックに複雑なフレーズを作るようにしてみました。
特に9~16小節目では、1・2弦の開放の音であるG・Dの音をうまくフレーズに組み込みながらのフレーズ。
かなり複雑に聞こえませんか?17~24小節目では、前半の複雑な動きに対比させて、音数の少ないフレーズにしました。
そのためにもペダルポイントのアイデアは有効かと思います。そしてまた24小節目以降は音数の詰まった、動きのあるフレーズにしています。27・28小節目は、同じシークエンスを半音で動かすというアイデア。29~31小節目では、裏を強調したフレーズ。
今回のソロは、リズム的にも音域的にも、またフレーズの複雑さにおいても、アコベでの演奏ではかなり大変かと思いますが、是非一度トライしてみてください。
またこういったアイデアを自分なりのものとして、新たなフレーズを研究してみてください。
譜面は別途課金制となっています。
このコラムでのベース譜を制作しました。
制作協力費としてダウンロード【初回特典】300円(税込)となります。
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