新年、明けましておめでとうございます。
今年もなにとぞよろしくお願いします。

さてまずは昨年の総括から。
昨年は本当に忙しかった。
それもそのはず、ふと自分の手帳を見てみると、5月のゴールデンウィークあたりから年末まで、休みらしい休みがほとんどなかったことに愕然としました。

やはりその最大の原因は、バイブルの編集かと思います。
昨年の6月にはボーカル版を、そして今年の1月にはバイブル2が出るということで、ひたすら譜面書きとその校正に追われていたような気がします。
自分たちだけで使う譜面なら、多少の間違いなどどうってこと無いのですが、多くの方がセッションで使うものとしては、それでは済みません。
可能な限り細かくチェックし、そして何よりも使いやすいものを、ということで、できる限りのことはしたつもりです。そのために、やはりかなりに時間がかかってしまいました。

その編集の合間をぬってのライブ活動と学校での授業(ほんとは「ライブや学校の合間をぬっての編集作業」と言うべきでしょうね)。いやー、バタバタした一年でした。

さてそんな僕ですが、今年はもう少しゆったりして、そしてもっともっと音楽に集中したいと思う今日この頃でもあります。
ツイッターでもつぶやいたかもしれませんが、年齢的にも53歳を迎える今年、そろそろ本気で本物を目指す時期なんじゃないかなって思う次第です。

では何が本物なのか? どうあることが本物なのか?
これはなかなか難しい命題ですが、とにかく自分の哲学をしっかり持ち、自分の納得いく音を目指して、音と真摯に向き合いたいと思います。
逆に言うと、納得できないことには、勇気を持って「No!」といえる自分でいたいと思うのです。

日々、音楽活動をしていると、やはり納得できないことも色々あります。また、何となく状況に流されている時も多々あります。実は心の中では、「ほんま、これでええんかなぁ?」なんて思いながら。
本物になるためには、そういったことに妥協を許さない姿勢が必要なのかなと思います。もちろん、そういう生き方をすれば、周りと摩擦が起こるだろう事は容易に想像がつきます。
でももう53歳。60歳ももうすぐそこです。納得の還暦を迎えるためにも、今が勝負所なんじゃないかって気がします。
10年先を見据える、それも僕の人生哲学のひとつです。
(でも近年、それが本当に難しくなってきましたが)

音楽業界が本当に大変な状況になってきていることは、もう語る必要も無いことですが、幸い、僕自身、今はとにかく忙しく出来ているのは、一つ一つの現場で、真面目にこつこつやって来たことの積み重ねかと思います。
しかしただそれだけではこの先ダメなんじゃないか。もっとしっかり主張すべきはする、言うべき事は言う、そんなスタンスも必要なんじゃないか。
まあ、仕事は減るかも知れませんね。
でも、お金のためにやってたんじゃダメだと!
イチローは「どうすればあなたのようになれますか?」という質問に、「少なくともお金のために野球をやっているようじゃダメ。」と。
僕もそう言えるようになりたいものだと思う今日この頃。
今年はそんな生き方を模索したいと思います。

自分が本物であるのかどうかという判断は難しいことは先にも言いましたが、よく考えると、実はそれは自分で判断するものではないのかなとも思います。
自分は自分の信じた道をとにかく突き進み、その結果として、周囲が「あいつは本気でやっている」と感じてもらえたとしたら、それが本物ということかも知れませんね。
大事な事は、自分の信じる道をしっかり見据えることかも知れません。

昨今、日本の若者の多くが、自分の進む道を見つけられずにいるというようなことを聞きます。
海外に留学する若者も凄く減っているとか。
そういえば、バークリーから一時帰国した僕の生徒が、「いま日本人は50人くらいでしょうか? それに引き替え、韓国人は200人くらいいます。韓国人だらけですよ! しかも上手い奴が多いんですよ!」
日本の一流家電メーカーがいつのまにかサムスン電子に追い向かれたように、ジャズの世界でも、気がつけば、韓国人のミュージシャンが日本のジャズ・ライブシーンを席巻する日が来たりして!
まあ、それも時代の流れでしょう。相撲と一緒で、どこの国の人が活躍したって良いんですよね。シーンが活況になれば。
でもやはり日本の若者には頑張って欲しいです。
サッカーだって、やっぱり我が代表が韓国に負けるのは悔しいもんなぁ。
ぼくも、1人でも多くの優れたミュージシャンをシーンに送り出せるよう、指導者としても頑張りたいと思う今日この頃です。

まあ、景気・原発・少子高齢化・デフレ・音楽の不況等々、暗い話題にはことかかない昨今の日本ですが、腐らず頑張りましょう!

ということで、皆さん、良き一年をお過ごしください。
そして、個々人的には2013年を飛躍する年としましょうね!
それと、昨年一年、本当にありがとうございました!

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