サロンスタッフより
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月刊ジャズライフで掲載していた
ジャズスタンダードのベース譜をオンラインサロン限定で公開しています。

音源を聞きたいというご要望が増えてきたため

今回「It Could Happen To You」から
ireal proの伴奏をミックスさせた
実践版musescore(無料で使える楽譜編集ソフト)ファイルを公開していきます。

musescoreのダウンロードはこちら
musescore.org/ja

今回のみmusescore ファイルを一般公開!

1コーラス目 ベースライン
2コーラス目 アドリブソロ
3コーラス目 マイナスワン(ご自身で考えてみましょう!)

譜面は
musescore ファイルは以下のアドレスでDLできます。
drive.google.com/open?id=1ncABFpQkRpRk3DTt4nPAhPHcinWyaXnQ

テンポ変更や移調したり、自由に変更して構いません。

なお掲載譜面を演奏した動画公開は大歓迎です。
またこのオンラインサロンに公開して納浩一に直接アドバイスを受けるのも大歓迎です。
これの3コーラス目を考えてみましたもぜひどうぞ!

納浩一オンラインサロン詳細はこちら
www.osamukoichi.net/salon/

※入会にはFacebookアカウントが必要です。
※Paypal決済が必要になります。

【納浩一Youtubeチャンネル公開しました。】
全体公開の動画はこちらに公開していきます。

こちらも登録よろしくお願いします。
www.youtube.com/channel/UChjURC-ZdX-zxZsGEWy9I6g

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ジャズライフ掲載時の解説
この曲は、ジャズのセッションでは必ずと言っていいほど演奏される曲のひとつです。 コード進行も、メロディも、特にこれだというような特徴があるとは思えないのですが、 でもとても人気があります。やはり何十年にも渡って多くの人から愛されるからには、 やはりこの曲独特のなにかがあるに違いありません。それは何でしょうか? 今回はそ んなあたりから、解説を始めたいと思います。

例えば「Stella By Starlight」なら、出だしのEm7(b5)-A7(b9)というコード群。トニ ック・ディミニッシュを元にしたリ・ハーモナイゼーションと言えるこの2つのコード が、あの曲を決定的に特徴づけるもので有り、他のスタンダード曲ではほとんどお目に 掛かることがありません。

「Autumn Leaves」なら、やはりAセクションで何度も繰 り返されるあのモチーフ、「枯葉よ~」という歌詞が乗るあのメロディでしょうか? と いった具合に、やはり何十年も生き残っているスタンダード曲には、大抵、その曲を印 象づける上で、決定的なアイデアが、そのメロディやコード進行、あるいはリズム・パ ターンなどに詰まっているものです。「Night In Tunisia」なら、イントロのベースパ ターンですよね。さてでは今回の課題曲の場合、それは何なのでしょう? 僕が思うに、 それは最初の4小節のコード進行ではないでしょうか? 1小節目、これは何の問題も なく、トニックのEbM7です。

しかし続く2小節目には、メロディにDbが入ることによ って、ダイアトニック・コードであるところのGm7ではなく、Gm7(b5)が来ています。 続くコードもC7(b9)です。

これらは、まさにFm7に進行するツーファイブですがこの、 メロディにもあり、また2つのコードの中にもあるDbの音が、この曲を特徴づける最大 のポイントかと思います。そしてそれをさらに強く印象づけるために、4小節目には Am7(b5)-D7(b9)というコード進行を持ってきています。これはGm7に進行するツー ファイブですが、5小節目には、そのGm7ではなくEbM7を持ってくることによって、 偽終止させています。コード進行を見れば、別段どうということがないように見えます が、では他のスタンダード曲にこのような進行があるかといえば、答えは「No」です。 この進行こそがまさにこの曲であり、仮にこの進行を他の曲の出だしで使ってみようと 思っても、誰もがこの曲を想定してしまうので、実は他のスタンダード曲ではまず無い といえるでしょう。こうやって考えると、やはり本当によくできた曲だと思います。

1944年作ですからもう70年前の作曲。話は逸れますが、70年も前の曲を、未だにみ んなが懸命に勉強しながら演奏しているというのも、ジャズでは当たり前のようですが、 よく考えると不思議なことですね。さて、ではソロに関してだけ、若干解説しておきま しょう。今回も、かなり細かく動くソロを作りました。これをアコースティックベース で弾くのはかなり困難かと思います。8分音符を多用した、ビ・バップっぽいソロですが、リズミックなアイデアも結構取り入れています。5・6小節目や13・14小節目、21・ 22小節目のフレーズがそれに当たります。リズミックはアイデアを上手く使えば、シ ンプルな音の選択でも、十分変化に富んだフレーズを作ることができます。皆さんも 色々、研究してみてください。

推奨音源
Relaxin’ With The Miles Davis Quintet/Miles Davis この曲に限らず、このアルバムを含めた、この時代のマイルスの作品での数々のスタン ダード曲の演奏は、そのお手本といっていいでしょう。中でも有名な 3 部作は、知ら ないともぐりといわれても仕方ありませんね。えっ! 知らない? じゃあ今すぐ購入 を! しかしこの演奏、最後まで 2 ビートだ!? 知らんかった…。僕ももぐりでし た!

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