【オンラインサロン】「どうすれば耳がよくなるのか」

四方山コラムの第3回目です。
今回の話題は「どうすればピッチをよくすることが出来るか」についてです。
アコースティック・ベースを演奏する上で、この課題は避けて通れない問題ですし、このサロンでの「直撃インタビュー」のコーナーでも、ほとんどの皆さんがそのことに触れています。
でもこれって、エレクトリック・ベーシストには関係ないことなんでしょうか?
もちろんフレットレス・ベースを弾くのであれば、これはもうアコースティック・ベースと同じと言えます。楽器によっては、フレットがあるべき場所に、ラインが入っているものもありますが、でも結局最後は自分の耳で自分の音程を確認するしかありません。そういう意味ではアコースティック・ベースと同じです。
(そういえば、アコースティック・ベースで、ネックの横に、本来あるはずのないポジションマークを、あえて自前で付けている人がいますね。僕は、基本的には反対です)
ではフレッテッドのエレクトリック・ベースではどうでしょう?
確かに、フレッテッドでは、フレットとフレットの間のどこを押さえても、構造上、基本は同じ音程になります。
でもそれを鵜呑みにして信頼してしまってはダメです。
例えば、一緒に演奏しているギターやピアノ、あるいはサックスのピッチが微妙に違う場合などでは、その状況状況に応じて、左手で音程をコントロールする必要があります。
また、フレッテッドのベースそのものに関しても、低域から高域までのピッチという意味では、相当状態の良い楽器でないと、ピッチが微妙にずれている場合もあるでしょうし、またそれはしっかり合っていたとしても、平均律と純正律という問題において、どの楽器ともきれいにハモるというわけでもありません。
そんなこんなを考えて、最終的には、自分の耳で判断して、全体のアンサンブルと気持ちよくハモる音程を取りながら演奏するという意識が必要かと思います。
ベースはその名の通り、アンサンブルにおいて、リズムの面でもハーモニーの面でも、基礎となるパートです。
そのベースが定まらないと、その上で演奏している他のプレーヤーは、これはもう不安定となり、とても気持ち悪い気分になることでしょう。
でもベーシストの多くの方は、もちろんリズムセクションとしてリズムのトレーニングはたくさん積んできているでしょうが、はたして正確なピッチに関して、あるいはアンサンブル全体におけるハーモニー感覚といったことに関して、どれほど意識し、またトレーニングしているでしょうか?
僕自身、前述でのインタビューで、他のパートのミュージシャンのお話しを伺っていて、彼らがどれほど強く、そういった部分をベーシストに要求しているかということが良く分かりました。

さて、前置きが長くなりましたが、ではそういった部分、言い換えれば「どうすれば耳がよくなるのか」ということに関してお話ししていきましょう。
僕は結局は、歌うことだと思います。すなわちソルフェージュですね。
では具体的なソルフェージュの練習法を解説してみます。
(解説はサロンにて公開しています。)
1) 固定ドと移動ドに関して
2)#や♭がついた音の呼び方(バークリー方式)
3)インターバルのトレーニング 
4)モードやスケールを階名で歌う
5)自分がベースで弾いているフレーズを、全てシンクロさせて歌う
参考までに、枯葉のメロディを、バークリー方式で歌った場合の、各音の読み方を書いた譜面を添付しておきます。

ということで、大変長くなりましたが、こんなトレーニングを積んでいくと、耳がしっかりとした音程をキャッチしてくれるようになるので、自分で弾いた音のピッチが悪くても、常に微調整が効くようになります。
また全体のアンサンブルにおけるハーモニーと自分の関係性が分かるようになってくると、しっかりと調和の取れたベースノートを弾くことができるようになります。
是非がんばってこういったイヤートレーニングをしっかり積んで、周りのミュージシャンから、リズムだけじゃなく、ハーモニーに関しても信頼されるベーシストになってくださいね!

ではまた次回。

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